DTM作曲

ライナーノーツ:GO TO THE FUTURE

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2120 Museum 記録保持媒体 復元データA "GO TO THE FUTURE"
101年後のミライ展(開催場所Boji hair+gallery様)出展作品【2120年の欠片≪GO TO THE FUTURE≫】との連動企画BGM。

解析音源α解析音源β解析音源γから生まれたBGM音源。

作品設定的にはこれから解析抽出されたのだが、実際の制作では最終的にこれになったというパラドックスな曲。

単純に繋げるだけでは作品としての強度が足りないので、一つなぎにするために新たな音(役者)を入れたり、小節を増やしたり動かしたりしている。単純な再構成でなく、実質新たに仕立て直している楽曲。

基本ストーリーは同じだが、最終的に未来から現代へ帰ってくるシーンのパートを追加した。旅した風景を手土産に、旅人は最後に家に、現代へと帰っていく。

ちなみに、現代の通説では過去に行くことはできないといわれているが、果たしてそうなのかと疑問が浮かぶ。時間という存在が概念である以上、実際は過去現在未来は同時にその場所にあって、同時には存在できないけどどこかで繋がっている、そんなものなんじゃないかなと。もちろんただの感覚的な話である。

話を戻すが、もしも未来に行けたとしても、それは一時の旅の時間で、やがてまた現代に戻って未来へと歩むんじゃないか。その未来へ向かう意思がタイムマシンという存在じゃないか、と。

そんなロマンチックな意味を込めての、タイトルのGO TO THE FUTUREである。


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