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痛ヘッドキャップの話

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画像は◯痛Bike's (ツイッター https://twitter.com/MarutuBikes)より、WS2019夏にて販売予定の新作「サバイバルニパ子」だ。

痛ヘッドキャップ。それはアニメ的マンガ的キャラクターをあしらったオタク的で世間的な目線が"痛い"ヘッドキャップである。ヘッドキャップは自転車部品の一つで、マウンテンバイクなどで取り扱うパーツだ。

過去の痛ヘッドキャップを見たい方はこちらのサイトのメニュー[製品企画]より(イラストデザイナーは私以外にも参加されていますので詳しくは各著作表記をご参照ください。また、版権ものは全てワンダーフェスティバルのみで公式より許諾を得て販売しております)。↓

クロスロウド(http://kurosuroudo.web.fc2.com/index.html)

直径32mm、しかも中心にネジ止め用の穴が空いたドーナツ型という、イラストを効果的に載せるには一工夫が必要な形状をしている。しかしレーザー加工によりその表面に乗ったアルマイト皮膜を削った際の絵柄の綺麗さは他にはない製品としての良さがある。

名称は痛ヘッドキャップの名称は企画製造加工を行うマルツーバイクスさんご本人によるもの。私はこの企画にイラストデザインと彫刻加工用データ制作の面で関わらせていただいている。

私は一昨年から去年にかけて一旦グッズ屋にマシンオペレーターで就職しており忙しかったため久しぶりのWF参加。企業で培ってパワーアップしたデータ作成のノウハウをこれでもかと積み込んでやろうと、レーザー彫刻機で出せるギリギリを想定してデザイン制作に挑んだ。

結果、本当にかなりシビアな彫刻加工作業を求められるデータとなったようでマルツーさんを泣かせたのは内緒である。

しかし間違いなく今回の出来は過去最高の精緻な仕上がりだ。自信を持っていい製品、いい作品であると打ち出せる品になっていると思う。

是非、実際にWFの会場で実物見て欲しい。







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