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極細可動プロジェクト再始動の話、その1

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去年から3Dプリントのための3Dモデリングを初め、オリジナル可動フィギュアをやアクセサリーを制作しています(サンミリシリーズ/素体流/ICHIMATSU)。

とはいえ試作で問題が浮かび上がり、製品や作品として販売に至っていないものも多々。その一つに"極細可動"シリーズがあります。簡単に紹介するとめっちゃちっさい可動フィギュア。

極細可動試作2号

その辺にあったペンとの比較。全高30mm程度、指の先ほどの大きさに関節可動を仕込んでいます。…が、この際は関節の寸法が3Dプリンターの出力方式的に出力ごとに誤差が出る(金属金型と違い毎回ワンオフ品を成形しているようなもの)ので、大幅に構造の見直しが必要となり当時はまだ自宅に光造形機もなく一旦計画を保留しておりました。

その後、今年の7月に光造形3Dプリンターを自宅に導入、可動式のガレージキット"素体流"などを制作した事で3Dプリントのモデリングノウハウを得たので、今回計画を再始動してみることに。

可動をさせる上での限界の素材の厚みやこのサイズでの造形の出る凹凸、指で扱える限度など考慮して出力したものが上記のもの。光造形レジンは流石に綺麗にでます。MJFやナイロンでも出せるよう素材の造形ルールに則ったものになっています。

軸径は直径1mm、別の強度のある素材(真鍮線、ナイロンチューブ、あるいはネジ?)を差し込みます。材料待ち中。他に、ディスプレイ用などにネオジウム磁石の嵌め込み穴も設けています。

上手くいけばイベントや通販で販売予定です。その2に続く!







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