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シタデルカラーで塗装の話

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ガレージキット「素体流-STYLE- 新月/望月」の塗装版を作る!ということで、シタデルカラーを使用して青銅風の塗装を施してみました。古い地層から発掘された祭具の人形のよう。本来青銅は黄金・白銀色である(日本円の十円玉しかり)だが、年月が経つと大気中の酸素により酸化し表面が緑青に覆われる。出土する青銅器が青っぽいのはこのため。工芸分野などでは緑青は意図的に色付けとしても使用される。出土品の緑青は人間が意図的に作らないような覆われ方をするので個人的に好きな色合い。

使用したのはベースカラーの濃い緑と、エメラルドっぽい方のエッジカラー。サポート材の外した痕跡をやすりがけして1200番のサイーフェーサーをスプレーしてから筆塗り。順番は濃い緑を全体に塗ってから、エメラルドの方をドライブラシで重ねていきました。

レジン出力品なので持ったらとても軽いんですが、この塗装だと青銅の重そうな感じに…見えますよね?

無塗装版と。レジン色も綺麗なんですが、いかんせんクリア系は写真だと形状が見えづらいという難点があり今回塗装版を作成してみました。こういう風な自宅でやる全体塗装系は可動フィギュア系では本来相性は良くないですが、今回やってみてシタデルカラーの食いつきも存外よく動かして遊べるくらいの状態になってくれました。今後も塗装版はやっていこうと思います。







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